moppsから生まれる、重なりあう遊びの空間

はしる、のぼる、とぶ。
遊具のまわりには、いつもたくさんの「動き」があります。
mopps(モップス)のまわりには、もっと小さな動きもあります。
のぞく、はいる、くぐる。
moppsでは、大小のさまざまな遊びがつくられていました。
年齢によって重なり合う、遊びのレイヤー年齢によって重なり合う、遊びのレイヤー
この日、moppsのまわりには、年齢も、できることも少しずつ違う、
保育園の子どもたちが集まっていました。
1歳くらいの子は、まず「のぞく」ことから始めていました。
のぞく。
こもる。
ハイハイでくぐる。
穴を抜けた先で、子どもは振り返ります。
そして、向こう側をのぞく。
そこに友だちや先生がいると、手を振る。
目が合うと、うれしそうに笑う。
それだけで、またもう一度、中に入っていく。
同じパーツを使っていても、3歳くらいの子どもたちは、まったく違う遊びをしていました。
中に入るのではなく、上にのぼる。
パーツの凸凹を足場にして、身体を預けながら、よじのぼる。
バランスを取りながら、上に立つ。
そして、そのまま滑り台のように、ちゅるんとすべり降りる。
ひとりでも歩ける子たちは、よじ登って、わたり歩いて、
自分の判断で、どんどん動きをつなげていきます。
同じ場所、同じパーツのまわりで、
年齢によって、まったく違う遊びが生まれていました。
遊ぶ人に、合わせていく遊具遊ぶ人に、合わせていく遊具
moppsには、「こう遊ぶ」という決まった正解がありません。
子どもが遊具に合わせるのではなく、moppsが、遊ぶ相手に合わせていくことができます。
だからこそ、年齢の違う子どもたちが、同じ場所で、
それぞれのスピードで、違う遊びをつくることができます。
小さな子は、こもりながら世界をのぞく。
大きな子は、身体を大きく使って、動きを楽しむ。
moppsでの遊びは、誰かに教えられるものではなく、
子ども自身の身体感覚の中で、自然に生まれていました。
一緒につくる、という遊び一緒につくる、という遊び
次の遊びが始まる前、親子でパーツを運ぶ姿がありました。
向きを確かめながら、パーツを組み合わせています。
完成したのは長い渡り橋のような遊具。
moppsは、固定された遊具ではありません。組み替えられることが前提です。
その特徴は、「だれかと協力してつくる」ことができること。
ともだちと相談して組み立てる。親子で、一緒に運ぶ。
置き場所を少し変える。向きを変える。
遊ぶ前から、コミュニケーションが生まれ、協力して遊び場をつくっていく。
「使う」だけではなく、「一緒につくる」のがmoppsの最大の特徴です。
年齢を先に決めない遊び年齢を先に決めない遊び
遊具は、年齢ごとに分けられることが多くあります。
「◯歳から」「◯歳向け」
しかしmoppsでは、同じパーツが、同じ空間にありながら、年齢に応じた遊びがつくられていました。
遊び方を決めているのは、遊具ではありません。
子ども自身の身体と、そのときの「できること」が新しい遊びをつくります。
このようなモジュラー式の遊具は、屋内では乳幼児向けとして定着しつつあります。
けれど、屋外でしかも小学生まで満足できるものは、まだ多くありません。
moppsは、年齢ごとに遊びを区切るのではなく、
同じ場所で、遊びが自然に変化していくことを大切にしています。
変わりつづける、遊びの場変わりつづける、遊びの場
遊具は、完成された姿でそこにあるものだと思っていませんか?
moppsを完成させるのは、moppsで遊ぶ子どもたちです。
置き方が変わり、組み替えられ、
遊び方やその日の気分によって、完成のかたちが変わっていきます。
遊具=固定されている、という思い込みを少しだけはずしてみると、
まだまだ「次のあたりまえ」が、生まれていきそうです。
moppsは、その途中にある遊具です。
※moppsでの遊びは、2026年3月1日(日)まで日比谷公園草地広場で体験できます。
記事作成:マーケティング本部 藤嶋

