
猛暑時代の公園に必要な日陰空間を
ここ数年、全国的に夏の平均気温は上昇を続け、都市部では40℃近い気温も珍しくなくなりました。
こうした状況の中で、公園利用者からは「もっと日陰がほしい」という声が年々増えています。
公園や広場においては、木陰とあわせてパーゴラやシェルターなどの設備を導入し、
利用者が安心して滞在できる環境を整えることが求められています。
コトブキの日除けパーゴラは、日影率81%の高い遮光性と風を通す設計で快適な空間を実現。
今年開催された大阪・関西万博でも採用されるなど、国際的な舞台で選ばれる実績を積み重ねています。
case 1|池本だんだん公園(豊島区)
地域の声から生まれた、安心して過ごせる日陰空間
▶︎都市部の公園において、ニーズに応える形で導入された事例
・区民提案制度をきっかけに導入
・建築確認申請が不要で導入がスムーズ
・日陰率が高く強い日差しをしっかり遮る
・利用者が安心して休憩できる居場所を提供
もともと設置されていたベンチの上にパーゴラを増設。周囲には植栽もありましたが、それだけでは十分な日陰を確保できず、真夏の利用には課題がありました。パーゴラの設置によって、安心して腰をかけられる日陰空間が生まれ、利用者の滞在環境が大きく改善しました。
case 2|坂川親水広場(松戸市)
水辺に寄り添う、涼やかな日陰のオアシス
▶︎水辺という立地特性を活かし、暑熱対策と快適性を両立した事例
・自然豊かな川沿いに整備された親水広場
・高い遮光性と通風性を両立した日除けパーゴラを設置
・川沿いの開放感を損なわず、涼しく過ごせる空間に
・散策や水遊びの合間に休憩できる居場所を創出
すでに広場には数基パーゴラがありましたが、利用者数に対して日陰が不足。そこで、新たに日除けパーゴラとスクエアベンチを追加し、より多くの人が憩える滞在空間に。川沿いを散策する人や水遊びを見守る家族にとって、快適に過ごせる居場所が広がりました。
case 3|2025年日本国際博覧会(大阪市)
風が通り、光をやわらげる快適な日陰空間
▶︎ 国際イベント会場で採用された事例
・会場内の観覧エリアに日除けパーゴラを設置
・強い日差しを遮りながら、風を通す設計で快適性を確保
・会場の景観と調和する落ち着いたデザイン
・多くの来場者が集う空間に安心して滞在できる日陰を提供
来場者が快適に過ごせるよう、強い日差しを和らげる日除けパーゴラが会場内に配置されました。高い遮光性と通風性を兼ね備えた設計は、快適性とデザイン性の両立を求められる国際イベントでも高く評価されています。
パーゴラでつくる、これからの日陰空間
都市の中の公園、水辺に開かれた広場、国際的なイベント会場。
異なる場所での導入事例は、共通して「確かな遮光性」が安心して過ごせる時間をつくり出していることを示しています。

パーゴラの下では、人が集い、交流し、ときにひと息つく姿があります。
それは単なる日除けを超え、公園の価値そのものを高める日陰空間へとつながっていきます。
これからも続く猛暑時代、日陰づくりは都市の大きな課題です。
日除けパーゴラのように確かな日陰をつくるファニチャーが、公園や広場に必要になります。
コトブキは、その場所ごとの環境に寄り添いながら、心地よい日陰づくりを支えていきます。

