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「避難経路システム」は
分散誘導により全員避難を可能にします。
学校法人青山学院大学と株式会社コトブキにて実用新案取得
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昨今大学教育は、教育の多様化の名のもと多くの実務経験者、芸能人やスポーツ選手などが『授業担当者』として教壇に立つことも珍しいことではなくなりました。もし大学構内のことに必ずしも詳しいとは言えない「授業担当者」が授業を実施しているときに災害が起こったなら、教室内の学生たちの安全を確認して正しく避難誘導の指示を行うことが出来るでしょうか。「避難経路図システム」は、そうした教室内にいる授業担当者をサポートすることができるシステムとして期待されます。
日本の防災現場では・・・
学生・生徒さんたちに「先生やその場のリーダーの指示に従い冷静に行動するように」と指導していませんか。そのため災害発生後、誰かの指示を待つようになっています。さて大学の教室や施設の中で災害が発生したとき、貴学の学生さんたちはどのような行動をとるでしょうか。学校設置者は、授業担当者の安全確認と避難誘導の負担を軽減する「避難誘導図システム」が学生さんたちの安全と安心につながるとは思いませんか?
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※資料:学校法人青山学院「東日本大震災当日記録」
「避難誘導システム」は、平常時には避難経路の確認や防災に対する啓発を行います。
災害時には、避難経路図は持ち運びが可能になっているので取外します。
裏面の「安全確認シート」に、災害発生直後の初期行動手順が書かれています。安全確認と避難誘導に関する確認事項をとり行い、一極集中することの無いように定められた避難経路へ導きます。
避難場所到着後、災害対策本部に提出して避難完了を報告します。災害対策本部では、避難状況や状況把握を迅速に行うことができます。
安全確認シートについて
お預かりしている大切な学生・生徒さんが安全に全員避難できるようなチェックシートとなっています。小さな講議室はもちろん大きな講義室の大人数の学生・生徒さんが行うべき行動をリーダーが的確に指示を出せるように確認項目かが理路整然と記されています。
避難が無事完了したら
表示板面は各棟毎に色分けしたストライプが入っています。設置された対策本部にリーダーが提出することにより正確な避難状況の把握を容易に行うことができます。
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